若手従業員の離職でもっとも多い理由とは?

将来を担う若手従業員の離職対策が、多くの企業で課題となっています。新卒採用をはじめとした若手の確保には、多大なるコストがかかっていることから、早期離職による企業の損失は深刻な問題といえるでしょう。

今回は、そんな若手従業員の離職対策に役立てるために、20~30代の離職理由をご紹介していきます。早期離職を防いで人材の定着率の向上を目指すうえで、ぜひ参考にしてみてください。

従業員の離職理由ランキング

自社の従業員の離職理由は、なかなか本人に確認するのが難しいといえます。従業員がなぜ離職してしまうのかを考えるにあたり、まずは「転職理由ランキング」を参考にしてみましょう。パーソルキャリア株式会社が2018年に行った調査によると、20代・30代の主な転職理由は以下の通りになっています。

【20代】

1位:ほかにやりたい仕事がある…15.4%

2位:給与に不満がある…10.3%

3位:残業が多い/休日が少ない…9.2%

【30代】

1位:ほかにやりたい仕事がある…13.7%

2位:会社の将来性が不安…13.5%

3位:給与に不満がある…11.3%

ランキングの結果を確認すると、両者ともに1位は「ほかにやりたい仕事がある」が選ばれているようです。社会に出て間もない若手従業員は、就職後にも進路で悩みやすい傾向にあるのかもしれません。

また、いずれも「給与に不満がある」という理由が、上位である2位および3位にランクインしています。就職してまだ年数が浅い場合、昇給の機会に恵まれないこともあるでしょう。給与が不十分だと感じている若手従業員が少なくないようです。

参考:パーソルキャリア株式会社 転職理由ランキング2018

若手従業員の離職で企業が受ける損害

採用して数年の若手従業員は、一般的に重要な業務を担うことが少なく、離職しても表面的には企業の経営が立ち行かなくなるようには見えないかもしれません。しかし、従業員1人あたりにかかる採用コストを確認すると、実は早期離職によって企業が受ける損害が非常に大きいことが分かります。

東京商工会議所が発表した「新卒者等採用動向調査」のデータによれば、新卒社員を1人採用するためにかけた費用の金額は、調査対象である653社の単純平均が308,513円でした。将来の可能性を見込んで若手人材を確保する新卒採用はコストがかかりやすく、離職による損害も大きくなりやすいのです。

さらには、新入社員の研修や教育にかかる膨大なコストについても無視できません。若手の早期離職によりこれらのコストが無駄になるだけでなく、退職後に人材を補充するためにもコストがかかるでしょう。このように、若手社員が定着できないことで、企業は多くの経営資源を失い、損害を受けています。

参考:東京商工会議所 「新卒者等採用動向調査について」

離職防止のためにできる対策

若手従業員の離職防止のために企業ができる対策として挙げられるのは、まず採用時のミスマッチをできるだけ減らすことです。面接での質問項目を充実させたり、内定後のフォローを手厚くしたり、採用前に自社との相性をより詳細に確認しましょう。

また、社内コミュニケーションを活性化させ、入社後の新人をフォローする体制を整えることも大切です。始めたばかりの仕事に慣れず、孤立しやすい若手従業員を上司や同僚が見守り、社内に頼れる人がいる環境を作れると好ましいといえます。

従業員の待遇を改善することも有効な対策のひとつでしょう。給与の見直しが難しい場合には、福利厚生を充実させるという方法もあります。同様の条件の企業と比べて、魅力的な福利厚生があることは、企業のひとつの強みになります。

福利厚生を離職防止につなげるために

福利厚生とは、従業員に対して給与のほかに提供するサービスのことです。福利厚生の目的は、従業員が安定して働きやすい環境を整えることにあります。福利厚生が充実していると、従業員の定着率向上につながり、企業側にもメリットがあります。

その一方で、福利厚生を準備する企業側の負担は決して少なくなく、制度を導入するうえでのコストが課題となりがちです。経営活動に支障が出ない程度にコストを抑えながらも、従業員からニーズが高い制度を取り入れることが求められます。

そこでおすすめしたいのが、福利厚生ペイメントシステムの「ADVASA」です。給料日前に給与相当額を出金できる随時払いの制度は、従業員が突然の出費に対応しやすくなるというメリットがあり、結婚式をはじめとしたライフイベントが多い若手従業員からニーズがあります。

「ADVASA」は企業様側に導入費用や手数料、システム利用料などの費用が発生しないため、福利厚生の一環としても気軽にご導入いただけます。若手の離職対策として福利厚生を充実させるなら、「ADVASA」までお問い合わせください。

***

若手従業員の定着率を高め、離職防止につなげるためには、安定して働きやすい環境を整えることが大切です。採用時のミスマッチを減らし、新入社員のフォロー体制を作り、必要に応じて待遇改善も検討しましょう。新たな福利厚生の導入を検討している企業様は、ぜひ福利厚生ペイメントシステムの「ADVASA」をご活用ください。