福利厚生の導入費用、相場はどれくらい?企業の負担を抑えるコツ

福利厚生の導入費用の相場は、一体どれくらいなのでしょうか。また、導入企業の負担をできるだけ抑えるには、どんな方法があるのでしょうか。ここでは、2018年の調査データを参考に費用相場を紹介しつつ、注目されている福利厚生のアウトソーシングについてご紹介します。自社の福利厚生を充実化させるため、ぜひ参考にご一読ください。

福利厚生の費用相場

近年、多くの企業が福利厚生の充実化を検討しています。しかし、導入企業の福利厚生費の負担は決して少なくありません。福利厚生を充実させると多くのメリットが期待できますが、一方で発生するコストについても理解しておくことが大切です。自社に導入可能な福利厚生の範囲を確認するうえで、まずは費用相場を把握しておきましょう。

福利厚生費の費用相場を知るために、一般社団法人 日本経済団体連合会「2018 年度福利厚生費調査結果の概要」の調査概要を紹介します。2018年に実施された同調査では、会員企業や加盟企業のうち625社が回答しています。調査結果では、企業が負担した福利厚生費が従業員1人・1カ月の平均で113,556円となり、過去最高額に達しました。

前年度の調査と比較すると、従業員1人・1カ月の平均は4.8ポイント増加しており、福利厚生への関心の高さが伺えます。なお、法定外福利厚は平均で25,369円となっています。このうち、平均金額が高いのは住宅関連の25,369円、医療・健康の3,161円、ライフサポート(育児・介護などを含む)の6,103円です。

※参考:一般社団法人 日本経済団体連合会「2018 年度福利厚生費調査結果の概要」

https://www.keidanren.or.jp/policy/2019/102.pdf

福利厚生を導入する費用対効果

福利厚生費用は、企業にとって大きな負担となります。費用相場については前述した通りですが、将来的に福利厚生を重視する企業が増えれば、今後さらに平均費用が高まると考えられるでしょう。一方で、福利厚生を充実させると企業にも多くのメリットがあります。なかでも、人材採用において働き手の確保および定着が期待できる点は決して見逃せません。

終身雇用制度が一般的でなくなり、人材採用が売り手市場である現状、企業は働き手から選ばれる立場にあります。従業員の満足度を高める福利厚生が充実している企業は、求職者にアピールしやすく、求人募集でアドバンテージを得られると考えられています。特に、同業他社との差別化をはかるうえで、福利厚生の充実化がより求められるようになるでしょう。

福利厚生は自社の従業員へのサービスであるとともに、企業の魅力を高めるために必要不可欠な手段となりつつあります。企業の将来を担う働き手を確保する目的でも、求職者へのアピールにつながる福利厚生の導入をご検討ください。

福利厚生の導入企業の負担を抑えるには?

福利厚生の導入は、少なからず企業に負担がかかります。費用の負担はもちろん、運用を開始すれば社内に業務負担が生じるでしょう。これらの負担をできるだけ抑えながら福利厚生を充実化させるには、どんな方法が考えられるでしょうか。近年、注目を集めているのは、福利厚生をアウトソーシングして、専門業者に任せる方法です。

福利厚生をアウトソーシングすると、社内で運用する場合と比べて費用や業務負担の削減につながると考えられています。また、福利厚生の提供を専門とする業者に依頼すれば、導入できる福利厚生の選択肢がより広がるのもメリットです。なかには、導入や運用の負担が少ない福利厚生もあるため、自社にマッチするサービスを探してみましょう。

導入の負担が少ない福利厚生ペイメントサービス「ADVASA

導入の負担が少ない福利厚生をお探しなら、福利厚生ペイメントサービス「ADVASA」をおすすめします。「ADVASA」は給与相当額の随時払いに対応するサービスで、少ない負担で導入と運用を実現できるのが特徴です。求職者から人気の高い福利厚生として注目されています。

たとえば、「ADVASA」はサービスを導入しても導入費用が一切発生しません。導入準備に必要なシステムの設置・連携にも、すべて無料で対応いたします。当社の負担で導入をサポートいたしますので、企業様から追加料金をいただくことはございません。

また、「ADVASA」は月額費用も不要です。従業員の方がサービスを利用する場合、利用者のみが少額の手数料を負担する仕組みとなっています。企業様やサービスを利用しない従業員の方には、一切の料金が発生しないためご安心ください。

給与相当額の随時払いは、勤怠管理システムと連携して行い、社内の業務負担を抑えられます。また、導入企業様向けに専用コールセンターを提供し、運用中はいつでもお問い合わせしていただけます。導入・運用の負担が少ない「ADVASA」をぜひご検討ください。

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企業の福利厚生費の費用相場についてご紹介しました。福利厚生費の平均金額は増加する傾向にあり、多くの企業で福利厚生が重視されている状況が伺えます。一方で、導入企業の負担を抑えるために、近年ではアウトソーシングの活用が注目されています。「ADVASA」の福利厚生ペイメントサービスは、導入・運用の負担が少ないのが特徴です。福利厚生の充実化へ向けて、ぜひ「ADVASA」の導入をご検討ください。